サウンドバー “YAMAHA YAS-107” 導入顛末

サウンドバーではあるけど、サラウンド環境を構築。
購入したのはYAMAHAのYAS-107
極力シンプルにしたかったので、別体サブウーファーがないタイプ。
「HDMIの入力がついている」「DTS Virtual: X対応」が決め手。

設置時、いろいろ壁があったのでその顛末も含めて軽くまとめます。

導入前の環境はこんな感じ

[TV (SONY KDL-40HX65R)]
├ HDMI入力1 (ARC)
│ └ [PSVR]─[3ポート切替器]
│             ├ [Sony PS4]
│             ├ [Sony PS3]
│             └ [Macとかニンテンドークラシックミニ用]
├ HDMI入力2
│ └ [Amazon Fire TV Stick]
├ HDMI入力3
│ └ [Nintendo switch]
└ コンポーネント
  └ [Nintendo Wii]

で、最初は下記のように配線してみた。

[TV (SONY KDL-40HX65R)]
├ HDMI入力1 (ARC)
│ └ [YAS107]─[PSVR]─[3ポート切替器]
│                       ├ [Sony PS4]
│                       ├ [Sony PS3]
│                       └ [Macとかニンテンドークラシックミニ用]
├ HDMI入力2
│ └ [Amazon Fire TV Stick]
├ HDMI入力3
│ └ [Nintendo switch]
└ コンポーネント
  └ [Nintendo Wii]

PS4はDTS、PS3はDDで無事出力できるようになったんだけど、なぜかSwitchは2ch接続のままだったのでggったところ、SwitchのサラウンドはリニアPCMの5.1chとのこと。
我が家のテレビの仕様見ても特に記載はなかったんだけど、リニアPCMの場合は2chしかARCに渡してくれない模様。
ぐぬぬ。

なので、こうしてみた。

[TV (SONY KDL-40HX65R)]
├ HDMI入力1 (ARC)
│ └ [YAS107]
│      └ [Nintendo switch]
├ HDMI入力2
│ └ [Amazon Fire TV Stick]
├ HDMI入力3
│ └ [PSVR]─[3ポート切替器]
│              ├ [Sony PS4]
│              ├ [Sony PS3]
│              └ [Macとかニンテンドークラシックミニ用]
└ コンポーネント
  └ [Nintendo Wii]

結果、無事にswitchのサラウンド情報がYAS-107に流れるようになった。
のはいいんだけど、PS4からの音声がDTSではなくDDになっちゃった…。
ARCで流れる音声データの仕様がわからぬ…。

きれいに解決するにはYAS-107の入力端子に切替器を追加設置して分岐すればいいんだろうけど、これ以上ぶら下げる機器増やしたくないし、電源連動などのHDMI制御がネック(息子がswitchやってるとき、あとからPS4起動した際にTV表示がPS4に切り替わっちゃうことは避けたいけど、ゲーム機の電源ONでテレビの電源も連動でONさせたい、とか)なので、一旦はこれでいこうかなち思いつつ、何かベストな案はないものかしらと思索中。

肝心のスピーカー本体については「DTS Virtual: X」のON/OFFに関わらず左右の広がり感はあるものの、前後の鳴り分けはかなり薄め。特に後ろから聞こえてくる感じはほとんどなし。
後ろからの音声は「大したことなかろう」と期待していなかったのでOK。

「DTS Virtual: X」をONにしたときの音に包まれるような感じはとってもイイ感じで、この価格帯にしてはがんばってるほうじゃないかと思うです。

私のように「テレビのスピーカー貧弱だからなるべくローコストで改善したいなぁ」という人にはもってこいな気がします。
オススメ。

まだFire TV Stickでの再生テストやってないんだけど、問題ないといいなぁ…。